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知って味わいたい!「おせち」料理の由来と意味

2021年12月1日

今年も年末が近づいてきました。毎年、正月はおせちと雑煮を取り寄せています。昔の人は、良くこれだけの料理を作ったもので、感心します。

おせちの画像

今回は、これまで何も考えずに食べていたおせち料理を、それぞれの持つ意味を理解しながら楽しむ為、農林水産省のホームページの記事を参考におせち料理の意味を調べてみました。

特選おせち料理2021

おせち料理の由来と意味

<おせち料理の由来>

おせち(「御節」)は、「お節供」が由来とされています。中国の唐の時代に1年を竹のように節で区切って、特別な日を「節」と呼び、「節日」に神様に供える食べ物のことを「節供(節句)」と呼んだようです。日本もこれに倣ったとされています。
昔は、3月3日、5月5日のような節句(せっく)の料理を「おせち」と呼んでいましたが、いまは正月料理のことを「おせち」と言うようになっています。

<おせち料理と重箱>

おせち料理を重箱に詰めるようになったのは、諸説ありますが、明治以降と言われています。お重を重ねることで、「福を重ねる」という願いを込めて、詰め始めたそうです。地域や家庭によって、お重の段数に違いがありますが、近年では3段の重箱を使用することが一般的となっています。

壱の重:祝い肴と口取り

一番上の段には、縁起が良いとされる料理を中心に入れます。祝い肴とは「これさえあれば、お正月が祝える」と言われるほど、おせち料理に欠かすことができない三種の料理です。関東では「数の子」、「田作り」、「黒豆」、関西では「黒豆」の代わりに「たたきごぼう」が選ばれることがあります。

「数の子」は、卵の数が多いことにあやかり子孫繁栄を意味し、又、数の子がニシンの卵から「二親」の字を当て、両親の長寿を祈願します。

「田作り」とは、「ごまめ」とも呼ばれる、カタクチイワシの稚魚を干し、しょうゆであめ炊きにしたものを指します。おせち料理の定番料理で、豊作を願って詰められます。

黒豆は、「まめに働いて暮らす」という意味があり、勤勉と健康を願います。

「口取り」は、「紅白かまぼこ」「伊達巻き」「栗きんとん」「昆布巻き」等、酒のつまみとなるような甘めの料理を指します。「口取り」も「酒の肴」のことを指します。「祝い肴」は口取りの一種です。

弐の重:焼き物と酢の物

焼き物と酢の物を詰めます。ブリや鯛、海老などの海の幸を焼いたものを詰めます。酢の物は、「紅白なます」等が一般的に選ばれているようです。食事のメインとなる料理を詰める重なので、焼いた肉類や揚げ物を入れる場合も弐の重を使います。

ブリは出世魚と呼ばれ、おせちでは立身出世を意味します。

鯛は、「めでたい」に繋がる縁起の良い食材で、おせちでは切り身を詰めたり、尾頭(おかしら)つきを別の皿に盛り付けたりします。

海老は、加熱すると腰が曲がった形になる為、腰が曲がるまで長生きできるよう長寿を願う意味があります。

なますは、かつてだいこんの他に生の魚を使用したことに由来します。だいこんは地に根を張る根菜類なので、家の土台がしっかりし、栄えるようにという願いが込められています。

参の重:煮物

参の重には煮物を詰めます。弐の重が海の幸であったのとは対照的に、山の幸を詰めます。れんこんや里芋、くわいやごぼう等を一緒に煮た筑前煮などの煮物をたっぷりと入れます。

「れんこん」は、穴がたくさん空い手いることから、「将来をよく見通せる」という意味があり、タネが多いことから子孫繁栄を願います。

里芋は、親の下に子いも、さらに孫いもが連なるように育つことから、子孫繁栄を祈願する食材です。

くわいは、「畑のくり」と呼ばれ、塊茎部分と芽を食用として、大きく真直ぐに伸びる芽は、立身出世を祈願します。

おせちの料理の意味や由来を知ると、日本の伝統・文化のすばらしさに感銘を覚えるとともに、おせち料理を頂けることに感謝です。

特選おせち料理2021

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Posted by info-master