3ケ月位まえのことですが、整地されていない野ざらしの駐車場で、前から駐車場に新入したので、向きを変えて、バックで駐車しようとハンドルを切ったところ、壁があることに気づかずぶつけてしまいました。かなり深い傷になってしまいました。板金塗装に出せば、広範囲の傷の為、20~30万円が想定され、最悪はバンパー全体の補修となる為、バンパーの全塗装又は交換となると思われます。既に、走行距離は15万㎞を超えていますが買い替えるつもりはない為、このクルマを乗りつぶすと決めていますので、そんな高額な補修費を払ってまで直すつもりはありません。かと言って、傷が大きいので目立ちます。そこで自分で補修してみることとしました。
補修が初めてで下手なので、傷は消えていませんが、「遠目」からは目立たなくなりましたので、
「まあ、いいか!」です。
キズ補修に必要なもの
車の補修をするのは初めてです。定期的にティーラーに点検(6ケ月毎)に出していますので車の洗車すら行ったことがありません。「車の傷補修」でyoutubeを検索して、動画を見て、必要な道具を揃え、補修の仕方を学びました。次からはうまく補修できそうです。(次はないと思いますが…)
必要な道具
全てAMAZONで購入しました。
サンドペーバー
バリを取り、塗装する面をすべらかにします。
シリコンオフ
塗装面の脱脂をします。
パテ
キズを埋めます。
タッチアップペン
塗料です。従って、車と同じ色を選ばなければなりません。
エスティマの場合は、車の助手席のドアの後ろに貼られていました。(colorは「8S7」)
仕上げ用スプレー
塗装した廻りのスプレーダスト(塗装面との境)を目立たなくする(取り除く)スプレーです。
キズ補修作業
サイドペーパーでバリを取る。
耐水ペーパーに水をつけて磨く、バリが取れたらタオルでふき取ります。パテは傷の部分に入れますが、塗装は広く塗るので、廻りが多少きずついても問題はない様です。150番と320番でバリを取りましたが、キレイにはとれませんでした。
シリコンオフで脱脂
シリコンオフでの脱脂作業1回目、スプレーするだけです。
キズ埋め作業
「光硬化パテ」は太陽光で固まる傷うめ補修材です。塗布しても、すぐには固まらないだろうと思っていましたが、瞬間接着剤のようにすぐに固まってしまい、”だま”となってしまい、サンドペーパーでも取れなくなって、゛だま”が残ってしまいました。
パテの削り取り(キズ周囲の研磨作業)
はみ出たパテをサイドペーパーで削っていきます。(はみ出た部分だけを削りとる要領)。サンドペーパー(600番)に、塗装面がぬれる位水をつけて削ります。“だま”はとれません。とれるまでするのでしょうが、せっかちな私には、面倒であきらめます。
シリコンオフで脱脂
シリコンオフでの脱脂作業2回目(リコンオフは、広めに吹き付けます)
塗装作業
「エアータッチ」と「タッチアップペン」を使用しての塗装作業を行います。塗装は少しずつ重ねながら塗っていきます。1回目の塗装がすんだら乾燥させて、2回目を塗装する要領で3回位塗装します。
(タッチアップヘンと、エアータッチスプレーの取り付け方)
タッチアップペンは良く振って、キャップをあけ、エアータッチスプレーに付属のアダプターを取り付け、さらにそれをエアータッチスプレーに取り付けます。
仕上げスプレー
「エアータッチ専用仕上げスプレー」を使った仕上げ作業として、最後に塗装した箇所を含めて全体に吹き付けます。つやのない部分、塗装した箇所のその周辺廻りのスプレーダストと呼ばれるガザガサとなっている部分に向けてスプレーします。境界がはっきりしているところを消していくスプレーです。
キズがかすり傷であれば、キレイに補修できたと思いますが、とてもかすり傷とは言えない広範囲で深いキズでしたので、パテの”だま”が残ってしまいました。が、遠目から見れば目立たなくなりましたので、「ま、いいか!」でしょう。
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